休職して2週間が経過し、順調に元気を取り戻している。
会いたい人に会えているし、聞きたい音楽は聞けているし、大好きな食にもまた興味を取り戻せているし、一度枯れてしまった観葉植物にはまた新しい芽が生えているし、
人生うまくできているんだなと思った。規模な。
もともと一つの道しかないわけないのに、過去の記事にも書いたようにいろんな道の前で毎度模索し自問自答し進むと決めても自信がないから亀の歩みだった私も20代後半になった。
どこかで一念発起というか、世紀の大チャンスというか、ヒーロー的展開を夢見ていたけれど、どうにもこうにも私は''選ばれし子どもたち''でもなければ''愛と正義の戦士''でもないわけで。
ごく一般人だったわけで。
どうしても腑に落ちなくてもやもやとして生きてきたけれど
見渡せばごく一般人しかいなくて、むしろどこにヒーローはいるんだと思うくらい街はスーツのおじさんや子供や油をさしてない自転車に乗ってるおばさんで溢れてる。
納得のいかないことも多いけれど、それが正しいと声をあげている人も増えた
自分の気持に近い人の存在を近くで感じられる世の中になった
これがあと10年早かったら、なんて私はずっと悔やみ続けるだろうな。
どう考えても客観的に見ても恵まれてると感じる。
母よ、名付けてくれた通りの娘になったぞ。時を越えてあなたの願い通りの人間になった。
しかしながら望んだような大人しい清楚な娘とはかけはなれていて申し訳ない。
だがよく考えてみてほしい。あの魔窟のような、ラスボスだけ集めておきましたよ!な実家で大人しく生きていたらそれこそ精神破壊されるぞ。
そんな魔境な実家にも久しぶりに帰る。「心配させるかな、仕事やめてばっかでごめん…だめな娘でごめん」だなんて微塵も思ってないので、
ドヤドヤとした顔で、「愛娘の帰還だぞ。ひれ伏せ、頭を垂れろ。」バリの態度で帰るつもりなんだけど…。やはり魔窟出身は面構えが違う。と思わせてやる。
もう20代も後半になると性格や価値観などは親の責任ではないので、もう逃げられないんだよな、わかるよ、そうだよね、そっか、そっか、、、
この定期的に自己肯定感めちゃくちゃ高いような発言をしてしまう病気なんなんだろうな。
今回実家に帰るミッションは、
1、休職してるよ!報告
2、友達のところで働いてるよ!親同士も仲いいから先に報告しておくね!
3、以後よろしく!
の3本立てです。