陽が出れば花が咲く

種を蒔き雨が降れば育つ

キャラたちの過去編に弱い

ゴールデンカムイが完結して、無料で全話配信していたので読んだ。

アニメ放映中は絵柄があまり好みじゃなかったので特に気に留めていなかったが

実際読んでみるとパロディ含めおもしろい描写があったりアイヌについて細かく表現されていたり、時には暴力的表現もあったり、男たちのがむしゃらな思想もあったり男性向けだ…!!!と思うこともあったが

ついつい時間を忘れて読み進め、無料期間中に読み終えた。

涙あり笑いあり、面白い表現ありでどんどん夢中になる。これはファン増えるわけだ、と思った。

 

そんな中でもヒロインであるアイヌの少女、アシリパさん。

年齢は公開されていないが見るからに10代半ばほどの少女。知識、技量、聡明さは大人顔負け。そうじゃなきゃ杉元たちと旅なんてできないか。

母の話は出てこないが、あのくらいの年齢なら母親にべったりでもいいくらいの年齢なのに。たくましく強い目をして生きていくアシリパさんに心が何度も打たれる。

父親が元凶かもしれない疑惑がかかっても、それでも真相を確かめるために命の危険を顧みず旅をしていく。

まさに新しいアイヌの女、というものなのだろうか。

アイヌを知ったのは社会科の授業だった

北海道にはまだアイヌが残っていると知ったときに、平成の世でまだ先住民がいるのか!?と本州のど真ん中に住む私は脱帽した。

でも脱帽しただけで、特に知ることも調べることもなかった。

それがこのゴールデンカムイを読んでアイヌをさらに知ることになる。

カムイへの感謝、季節や食べ物、全ての万物への考え方など

時代や思想もあるとはおもうがこんなにも違うものなのか、と思った。

私なんて野菜の花の色を当てるくらいしかできない(当時は結構誇っていた)

 

杉元も谷垣も月島も鯉登も、もちろん鶴見中尉も

悲しい過去があるから、あんなに強く生きていけているのかな

あれ、白石は。

白石は悲しい過去あったか?

あいつなにしてた?

 

まだまだゴールデンカムイブームは私の中ではアツいです。